Aes遺伝子 大腸がん転移を防ぐ遺伝子発見
京都大大学院の武藤誠教授ら研究グループが「Aes」という特定の遺伝子が
大腸がんの転移を防ぐことを確認しました。
米科学誌「キャンサー・セル」に発表いたしました。
新たな治療法の確立や転移の予防になることが期待されます。
研究グループは、大腸がんが転移した肝細胞にAesが大腸がん細胞で働いている患者には転移があまり見られないことに注目してマウスを使い、Aesを大腸がん細胞で強く働かせた場合には通常と比較して転移する病巣数が肝臓で約4分の1、肺で約7分の1に減ることを確認しました。
逆にAesを働かせないと、病巣数は2倍に増え、転移が促進されていました。
細胞の発生や分化、増殖に関係する作用「Notchシグナル」ががん転移の引き金と
なっていることも解明してAesがこのシグナルを阻害していることを突き止めました。
今後、大腸がん治療薬への応用が期待されるところです。
1~2年後に応用実験の効果がでてくるのではないでしょうか?
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